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電子部品の保存・輸送にRPシステム

電子部品の保存輸送に
無酸素・無水分包装RPシステム

RP剤とは 乾燥機能のある脱酸素剤で酸素、水分、腐食性ガスを吸収し袋内を窒素のみします。
ハイガスバリア袋は 酸素、水分、他のガスをほとんど透過させない袋です。
脱酸素材エージレスは密閉容器内の酸素を吸収して脱酸素状態(酸素濃度0.1%以下)を実現することで、
物が酸素から受ける影響をとりのぞき、品質劣化を防ぎます
RPシステム(R)は三菱ガス化学株式会社が開発した脱酸素剤製品です。
工業用途向け乾燥機能付き脱酸素剤 RPシステム

こんなお悩みありませんか?

RPシステムお悩みのイラスト

自動車用の電子部品などは、製品の高寿命化と消費者が修理をして長く使い続けるようになった ことから、サプライヤーは生産終了後10〜15年も補修部品を供給する義務が伴うことも多くなりました。

一方で

・部品の再生産は原料の生産中止等で不可
・仕様変更しての再生産、供給も不可
・部品の保存はサビなど劣化で不可能 !?

この問題をRPシステムで一挙解決!

RPシステム写真1

RPシステムは工業分野での脱酸素材活用し、包装内を無酸素無水分状態に保ち
電子部品等の酸化劣化を防ぎます

矢印

生産終了品の長期保管

低稼働品の生産対策

が可能になります。

さらにこんなメリットも !

劣化した在庫の廃棄が減る

環境負荷の軽減

古い機械の維持廃棄コストなどの

コスト削減

用途

  • 製造中止部品の在庫保管に
  • はんだ性維持「湿度」と「酸素濃度」
  • 物流品質、輸送時の品質維持
  • 防錆剤・防錆フィルムで対応できない部品の品質保持
  • 廃棄ロス削減 部品材料調達リスク回避 長期保管
  • はんだ漏れ性維持 基板のデラミ防止、クラック防止
  • 海外輸送 長期保存 高温多湿化

使用方法

1. ハイガスバリア袋サイズの選定

封入する対象物に合うガスバリア袋のサイズと種類を選びます。
PTS袋かアルミ袋かも対象物や保管用途によって選びます。

袋サイズ

2. RP剤の選定

容器内の空気量を概算して袋内に入れるRP剤のサイズと個数を決めます。

RP剤画像

3. 封入・シール

製品とRP剤をガスバリア袋に入れてシール機を使って密封します。

封入画像

使用例

電子部品

対象物電子部品全アイテム
特にIC、コネクタ、リード部品
目 的輸送・輸出時の品質保持・長期保管
効 果
  • ・劣化防止(吸湿・酸化・はんだ性)
  • ・生産中止対応(補修部品の供給義務 原料供給停止リスク)
  • ・長期保管(生産中止品)
電子部品画像

プリント配線板

対象物プリント配線板全アイテム(リジッド、リジッドフレキ、FPC BGA/CSPのインターポーザ)
目 的輸送・輸出時の品質保持 社内保管 長期保管
効 果
  • ・酸化防止
  • ・ポッティング性維持
  • ・パッドの変色・酸化防止
プリント配線板画像

メインテナンスユニット(補修用実装ユニット)

対象物補修用実装ユニット全般
目 的長期保管
効 果 検査合格品が長期保管後、不安定・異常動作しないよう品質保持
PCB画像

金属素材

形 状金属全アイテム 特に金属粉 ボール フィルム 蒸着膜
素 材金属全アイテム 特にはんだ 銅 黄銅 リン青銅 銀 超硬材料 希土類金属
目 的輸送・輸出時の品質保持 社内保管 長期保管
効 果 吸湿・酸化による性能・特性の劣化防止
金属素材

金属部品

対象物金属部品全アイテム 特に防錆油・防錆剤を付けられないもの、付けた後洗浄しているもの、錆の手直しを行なっているもの
目 的輸送・輸出時の品質保持 保管
効 果 錆・変色防止 油ヤケ防止 洗浄工程廃止
金属素材

その他

対象物光学素子レンズ 樹脂 ゴム 等
目 的輸送・輸出時の品質保持 社内保管 長期保管
効 果
  • ・ヤケ防止(光学素子)
  • ・変色防止 吸湿防止(樹脂)
  • ・酸化防止 引張弾性率の上昇防止 引張伸び率の低下防止(ゴム)
 

10年以上保存ならRPシステム

RP剤とRPシステム専用アルミ袋を使用し常温での倉庫保存をした場合10年を目安としてください。
10年保存後は毎年チェック、必要時交換を推奨しています。
20年保存したい場合は10年でRP剤とアルミ袋を入れ替えてください。

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